【2024年】建売住宅で人気の間取りは?内見で確認したい事項や間取り変更について解説

新築一戸建て購入のこと

渡邉 友浩

筆者 渡邉 友浩

不動産キャリア25年

この仕事は『ありがとう』が溢れています。お取り扱いする商品が高価であるため、責任が重くプレッシャーが大きい仕事です。ただ、それ以上に、『良い物件を見つけてくれてありがとう!!』『早く売却してくれてありがとう!!』『困ってる不動産の問題が解決できてありがとう!!』など。お客様から本当にたくさんの『ありがとう』を頂きます。地域の不動産業者にしかできない仕事で街づくりに貢献していきたいです。

建売住宅で人気の間取りは?内見で確認したい事項や間取り変更について解説

建売住宅を購入するうえで気になるのが、どのような間取りが人気なのかではないでしょか。
そこで今回は、内見で確認すべきポイントや、室内の設計を変更できるのかなどを解説していきます。
今後の新生活を送るうえでためになる知識なので、ぜひ最後までご覧ください。


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建売住宅はどのような間取りが人気?

建売住宅はどのような間取りが人気?

住まいを購入する前に、どのような空間が人気なのかを知っておくと便利です。
建売住宅を購入するうえで参考になる情報なので、チェックしてみてください。

LDK一体型

建売住宅で人気のある間取りは、LDKが一体となっている設計です。
リビング・ダイニング・キッチンが別々に配置されていると、家族同士のコミュニケーションが難しくなります。
たとえば、母親がキッチンで料理をしている間、リビングとダイニングで父親と子どもがそれぞれ別の場所で時間を過ごしていると、一緒に過ごす時間が減ります。
また、食事をするときだけしか顔を合わせなくなるかもしれません。
このような状況を避けるためには、LDK一体型がおすすめです。
一体型の場合、自然な形でお互いの様子が見え、会話もしやすくなります。
さらに、小さな子どもを常に見守れるため、ケガや事故の予防にも役立ちます。

パントリーが設置されている空間

食料品の収納にパントリーが設置されている住まいも人気です。
パントリーは食料品を収納するスペースで、米や調味料などの常温保存が可能なアイテムをまとめて保管できます。
家族が多く、まとめ買いを頻繁にする場合や通常の収納スペースが不足する場合に便利です。
近年では、非常時に備えてパントリーに非常用の食品を収納する家庭も増えています。
地震や停電などの緊急事態に備えるため、パントリーに収納しておくことが役立つでしょう。
通常の収納棚と同じ場所に保管すると、うっかり食べてしまう可能性があるため、非常用として保存することをおすすめします。
キッチンはもちろん、購入後すぐに収納できる玄関近くにパントリーが設置されていると、利便性がさらに高まります。

対面式キッチン

対面式になっているキッチンも好評です。
通常のキッチンは壁に面しており、料理中は背中を部屋に向ける形になります。
この場合、周囲の様子を確認するためには振り返る必要があります。
小さな子どもがいる場合、料理に集中できず、子供の見守りが難しくなるというストレスが生じることがあるでしょう。
しかし、対面式キッチンでは部屋の様子を見ながら料理ができるため、このようなストレスを感じることがありません。
また、家族とのコミュニケーションも取りやすくなり、機能的なキッチンです。

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建売住宅で内見時に確認したい間取りのポイント

建売住宅で内見時に確認したい間取りのポイント

建売住宅を購入する前に、内見をするのが一般的です。
この際はどのようなポイントをチェックすると良いのでしょうか。

生活動線が確保できるか

確認したいポイントとして、生活動線を確保できるかが挙げられます。
おしゃれで広々とした空間であっても、動線に問題があると不便を感じてしまいます。
たとえば、玄関からキッチンまでの距離が長すぎる場合、食料品を冷蔵庫に運ぶのが困難です。
また、キッチンからダイニングまでの距離があると、料理を運ぶのが手間に感じるでしょう。
家具や家電を配置した際に、部屋内でストレスなく移動できるかどうかに注目しながら、間取りをチェックすると良いでしょう。

収納スペースが足りているか

収納スペースが足りているかは、必ず確認しなければならないポイントです。
物量に対して収納スペースが不足していると、部屋に物が溜まってしまい、片付けが難しくなります。
とくに子どもがいる家庭では、収納スペースの広さや数が重要ですので、入居前に確認することが必要です。
最悪の場合、物を直置きするか、断捨離するしか方法がありませんので、注意が必要です。

窓の位置

窓がどこに設置されているかによって、日当たりが大きく左右されます。
日当たりが悪すぎる場合、日中の部屋が暗く見えてしまい、冬は室温が下がりやすくなります。
日当たりが良い部屋は適度に明るくなり、光熱費を削減できる効果が期待できるため、忘れずに窓の位置を確認しましょう。
一般的に日当たりが良いと言われている方角は南なので、南に窓が設置されている住まいが理想的と考えられます。
ただし、周辺環境によっても変わるため、一概には言えません。
もし周囲に建物がある場合は障害物となり、日差しが入りにくくなってしまう可能性があるためです。
日当たりを確認したい場合は、できる限り日中に室内を見に行くよう工夫してみるのがおすすめです。



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建売住宅の間取りは変更できるの?

建売住宅の間取りは変更できるの?

建売住宅の間取りは、自由に変更できるものなのでしょうか。
購入後に後悔しないよう、この点についてもチェックしておいてください。

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基本的には不可

建売住宅は既に建築された住宅を販売する形態であり、基本的に間取りを変更することはできません。
住まいに対する不満やストレスがあっても、あとで大規模な変更を行うことは難しいでしょう。
ですから、購入前に建物の状態を詳細にチェックする必要があります。
実際に生活する際に不便を感じるポイントやストレスのない要素があるかどうかを確認し、各ポイントを検討してから購入しないと、後で後悔する可能性があります。
住宅の購入は人生のなかでも重要な買い物の一つです。
多額の費用がかかるため、後悔は避けたいものです。
そのためには、室内の設計を細かくチェックし、日当たりや収納スペースの数などに問題がないかを確認するようにしましょう。

建築前の場合は対応できる場合もある

もし建築前の場合は、間取りの変更ができるケースもあります。
変更の可否は建物を販売している会社によって左右されるため一概には言えませんが、もし希望する場合は一度相談してみましょう。
また、仮に希望を考慮してもらえるとしても、どの程度の範囲を変えられるのかも会社によって異なります。
すべての希望を考慮してもらえるわけではない点を理解したうえで、相談してみるようにしましょう。
また、注意したいのが費用についてです。
建売住宅のメリットとして、すでに建築されている建物を購入するため、費用負担を抑えられる点が挙げられます。
しかし、購入時に設計を変える場合は、事前に決まっていた設計プランを変えなくてはならないため、その分のコストがかかります。
場合によっては多額の追加費用がかかってしまうため、予算内で購入できるかを確認しましょう。
しっかり計画を立てておかないと、予算オーバーになる可能性も十分考えられます。
さらに、仮に資金計画的に問題が無くても、建築基準法に触れてしまう場合は設計プランを変えられません。
この場合はそのままの状態でしか対応できなくなるため、注意しておきたいポイントです。
建築基準法は専門性の高い分野のため、細かく法律や仕組みを把握している方は少ないでしょう。
もし設計を変えたい場合は、不動産会社や工事をする会社などに確認し、建築基準法違反にならないか尋ねてみてください。

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まとめ

LDK一体型や対面式キッチンなど、多くの方に好評の設計について解説しました。
いずれも住み心地の良さを実感できる要素が詰まっていますが、購入する際は収納スペースの数や窓の位置などもチェックしましょう。
基本的に設計は後から変えられないため、しっかり室内の環境を確認しておいてください。



最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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