【2025年】一戸建てに虫が多い理由とは?虫が出やすい一戸建ての特徴や対策を解説
一戸建てをマイホームとして購入するときに、気になるのが害虫の問題です。
引っ越したあとで後悔しないためには、害虫が出る原因を理解したうえで、適切な対策をすることが重要です。
本記事では、一戸建てに虫が多くなる理由や、虫が発生しやすい家の特徴、具体的な害虫対策について解説します。
マイホームの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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一戸建てに虫が多い理由とは?
一戸建てに住んでいると、マンションや集合住宅に比べて虫が多く感じられることがあります。
なぜそのような違いが生まれるのでしょうか。
一戸建て特有の構造や立地条件から、虫が発生・侵入しやすい理由を解説します。
侵入しやすい構造
一戸建ては、建物の四方が外部に接しているため、虫の侵入経路が多いと考えられます。
玄関や窓、換気口などの開口部にくわえ、小さな隙間や通気孔など、見落としやすい場所も虫の通り道となります。
マンションは共用廊下や管理体制が整っていることが多く、建物全体を比較的密閉された状態に保ちやすいため、虫の侵入が少ない傾向にあるでしょう。
一方で、一戸建ては構造上どうしても隙間が生じやすく、虫対策は各家庭の対応に任されることが一般的です。
このような理由から、一戸建ては虫が侵入しやすいとされています。
自然豊かな環境によるメリットとデメリット
一戸建てを選ぶ理由の一つに、自然豊かな環境で暮らせることが挙げられます。
たとえば、郊外の一戸建ては周囲に緑が多く、空気も清浄で開放的です。
しかし、自然が豊かな場所ほど、植物だけでなく多種多様な虫も生息しています。
マンションに比べて土や草が近く、建物の周囲に草木や花壇が設置されていることが多いため、虫が繁殖しやすくなるでしょう。
緑の多い環境は私たちに癒しをもたらす一方で、虫にとっても生息に適した場所となります。
こうした自然豊かな環境のメリットは大きいですが、虫が増えるリスクと表裏一体であることを理解し、適切な対策やメンテナンスをおこなうことが重要です。
庭がもたらす虫
一戸建てならではの魅力の一つに「庭」が挙げられます。
自分の好きなようにガーデニングや家庭菜園を楽しめることは大きなメリットですが、その分、庭には多くの植物や土があり、虫の発生源になることもあります。
庭に植えられた花や野菜は虫にとって格好の栄養源となるほか、雑草が生い茂る環境では害虫が潜みやすくなるでしょう。
また、樹木や植栽が建物の外壁や窓に近いと、虫がそこから侵入しやすくなることもあります。
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虫が多い一戸建ての特徴とは?
どの一戸建ても虫が多いわけではなく、ある一定の特徴によって虫が発生・侵入しやすくなります。
そんな「虫が出やすい一戸建ての特徴」は、以下のとおりです。
①すきまが多い構造
一戸建ての場合、建物全体を自分で管理するため、玄関や窓、換気口などに小さな「隙間」ができることがあります。
さらに、経年劣化や地震などの影響で基礎や壁に亀裂が生じたり、サッシやドアの建付けに微妙なズレが発生したりすることもあり、これらは虫の侵入経路となりやすいポイントです。
マンションであれば、管理組合やメンテナンス業者によって建物全体の定期的な点検や補修が行われることが多いですが、一戸建てではご自身で定期的に点検する必要があります。
隙間を見つけて早めに塞いでおかないと、そこからゴキブリやムカデ、アリなどが侵入する可能性があります。
また、屋根や外壁の境目も見落としがちな侵入口です。
気づきにくい場所こそ、定期的にチェックし、対策を講じることが大切です。
②周囲の環境による虫の発生要因
一戸建てが建っている周囲の環境も、虫の発生や侵入に大きく関わります。
例えば、周囲が森林や畑に囲まれている場所や、近くに川や池などの水辺がある場合、自然が豊かな分だけさまざまな虫が生息しています。
また、隣家との距離があるほど風通しが良い反面、植物や雑草が伸び放題になると、そこに虫が集まりやすくなるため、注意が必要です。
虫が嫌うハーブやミントを植えるなど、庭づくりに工夫を凝らすことである程度予防できますが、近隣地域の植生や衛生状況なども影響するため、完全なコントロールは難しい場合もあります。
家を探す段階で、周囲の環境をしっかりリサーチしておくことが重要です。
③ジメジメした湿気の多い空間
虫、とくにゴキブリやシロアリは湿気を好む性質があります。
一戸建ての場合、床下や押し入れなど換気が行き届きにくいスペースが多いと、そこが湿気の多い空間になりやすいです。
とくに日本の気候は梅雨や夏場に高温多湿が続くため、通気性の悪い場所は虫にとって絶好の隠れ家となります。
湿度が高い状態が続くと、建物の木材が傷み、シロアリなどの被害を受けやすくなります。
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虫が多い一戸建ての害虫対策とは?
一戸建てに住むうえで悩まされがちな害虫ですが、日頃からいくつかのポイントを押さえておくと、害虫の被害を最小限に抑えることができます。
一戸建て特有の環境に合わせた具体的な対策は、以下のとおりです。
虫対策①侵入経路を徹底的にふさぐ
一戸建ては外部に面した面積が大きく、玄関や窓、換気口など多くの開口部を持つため、虫が入り込みやすい構造です。
まず大切なのは、これらの侵入経路を可能な限り塞ぐことです。
ドアや窓の隙間、サッシのレール部分はゴキブリやムカデなどが通り抜けやすいポイントでしょう。
市販の隙間テープなどを使用し、光が漏れていないか確認しながら塞ぎましょう。
また、網戸に穴やゆるみがないか定期的にチェックし、破れていた場合は補修することも重要です。
湿気対策や空気の循環のために設置されている換気口や通気口も、虫が侵入しやすい場所です。
市販の防虫メッシュなどを貼り付け、虫が入り込む隙間を与えないようにしましょう。
虫対策②LED照明を使う
夜間、外灯や室内の明かりに虫が集まってくる経験をした方も多いかと思います。
虫は紫外線や波長の短い光を好む性質があり、従来の白熱球や蛍光灯は紫外線を多く含むため、虫を引き寄せやすいです。
LED照明は紫外線の放出量が少なく、虫が寄ってくる原因となる波長が少ないというメリットがあります。
そのため、玄関ポーチや庭、バルコニーなど、外から室内への侵入経路となりやすい場所には、虫が集まりにくいタイプのLED照明を選ぶと良いでしょう。
③洗濯物から侵入する虫に要注意
一戸建てのライフスタイルの中で意外と見落としがちなのが、洗濯物を干す・取り込む際に紛れ込む虫です。
とくに暖かい季節には、小さな虫や蛾、時にはカメムシなどが洗濯物にとまっていることがあります。
取り込む前に、衣類やタオルをしっかりはたいて虫がついていないか確認しましょう。
夜間に洗濯物を干しっぱなしにしておくと、明かりに寄ってきた虫が潜り込むリスクが高まります。
外干しをする場合は、できるだけ日中のうちに取り込むのが理想です。
虫の侵入が気になる場合は、室内干しやサンルームでの乾燥を検討するのも一つの方法です。
除湿機や換気扇を活用すると、洗濯物も効率的に乾かすことができます。
とくに梅雨時期や花粉の飛散時期など、外干しに適さないシーズンには室内干しをうまく取り入れると、虫対策だけでなく洗濯物の衛生面も保つことができます。
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まとめ
一戸建てに虫が多い理由には「侵入しやすい構造」「自然豊かな環境」「庭」の存在といった要素が組み合わさっています。
とくに虫が多い一戸建てには「すきまが多い構造」「周囲の環境」「ジメジメした湿気がある」の特徴があります。
一戸建ての害虫対策は、まずは「侵入経路を断ち切る」ことが基本であり、それにくわえて「虫を呼び寄せない工夫」を組み合わせることが大切です。
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