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【2025年】ペアローンは本当にお得?メリット・デメリットと失敗しないためのポイント

新築一戸建て購入のこと

田附 知拓

筆者 田附 知拓

不動産キャリア7年

愛知県稲沢市で生まれ育ってきましたので土地勘もあります。
地元に恩返しができる数少ない仕事であるという誇りをもって全力でお客様のお家探しをお手伝いをさせていただきます!

戸建て購入を検討している共働きのご夫婦の中には、「ペアローン」を選択肢に入れている方々もいらっしゃるかと思います。ペアローンは、夫婦で協力して住まいを手に入れるための有力な手段です。しかし、ペアローンにはメリットだけでなくデメリットもあり、よく調べずに選ぶと後悔につながることがあります。

この記事では、ペアローンの特徴やメリット・デメリットまで分かりやすくご紹介しますので、最後までぜひご覧ください。

ペアローンは本当にお得?メリット・デメリットと失敗しないためのポイント


【ペアローンの特徴】共働き夫婦に適した住宅ローンの仕組み

ペアローンとは、夫婦がそれぞれ個別に住宅ローンを契約し、互いに連帯保証人となる仕組みです。これにより、双方が債務者として責任を負い、物件の所有権も共有となります。

共働き夫婦がペアローンを利用する際の一般的な流れは以下の通りです。


  • 1. 夫婦それぞれが金融機関に住宅ローンを申し込む
  • 2. 各自の収入や信用情報に基づき、個別に審査が行われる
  • 3. 審査が通過すれば、各自がローン契約を締結し、互いに連帯保証人となる
  • 4. 物件の所有権は、夫婦の持分割合に応じて共有名義で登記される
  • 5. それぞれが自分のローンを返済していく


ペアローンと他の住宅ローン(単独ローンや収入合算)との違いを比較すると、以下の表のようになります。

項目 ペアローン 単独ローン 収入合算(連帯債務型)
債務者 夫婦双方 申込者のみ 申込者のみ(もう1人は連帯債務者)
所有権 共有 債務者1人 共有
住宅ローン控除 夫婦各自に適用 債務者のみ適用 夫婦各自に適用
団体信用生命保険 夫婦各自が加入 債務者のみ加入 債務者のみ加入

ペアローンのメリット

共働き夫婦が住宅購入でペアローンを利用すると、多くのメリットがあります。以下に、その主なメリットを詳しくご紹介します。


1. 借入可能額の増加で希望の戸建て購入が可能に

ペアローンを利用する最大のメリットは、夫婦それぞれが住宅ローンを組むことで、単独での借入よりも総借入額を増やせる点です。例えば、夫が3,000万円、妻が2,000万円をそれぞれ借り入れることで、合計5,000万円の物件購入が可能となります。これにより、希望条件の選択肢が広がり、理想の住まいを手に入る可能性が高くなるのです。



2. 住宅ローン控除の二重適用で節税効果が高くなる

ペアローンでは、夫婦それぞれが住宅ローン控除を受けられるため、節税効果が高まります。住宅ローン控除は、年末のローン残高の一定割合を所得税から控除する制度です。夫婦がそれぞれ控除を受けることで、合計の控除額が増加し、家計の負担軽減に繋がるでしょう。


3. 双方が団体信用生命保険に加入できる

団体信用生命保険(団信)は、契約者が死亡または高度障害状態になった場合に、残りのローン残高が保険でカバーされる制度です。ペアローンを利用することで、夫婦それぞれが団信に加入できます。これにより、万が一の事態が発生した際にも、残された家族の経済的負担を軽減できます。

これらのメリットを活用することで、共働き夫婦はより安心して理想の住まいを手に入れることができます。

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ペアローンのデメリット

ペアローンは共働き夫婦にとって魅力的な選択肢ですが、利用する際には以下のデメリットを十分に理解し、慎重に検討することが重要です。


1. 契約時の諸費用が二重に発生する

ペアローンでは、契約時の諸費用が2人分発生します。ペアローンは夫婦それぞれが主債務者となるため、事務手数料や登記費用、印紙代などの費用が単独ローンの約2倍かかります。これにより、初期の費用負担が大きくなることを考慮する必要があります。


2. 離婚時に物件の取り扱いが複雑になる

離婚時のローンや物件の取り扱いが複雑化する点もデメリットとして挙げられます。離婚時には、住宅の所有権やローンの返済義務をどのように分割するかが問題となりやすいです。例えば、ペアローンでは物件が共有名義となるため、双方の同意が無ければ売却ができません。

また、どちらか一方が住み続ける場合、もう一方の持分を譲渡する手続きやローンの一本化など、複雑な手続きが必要となります。これらの手続きは時間と労力を要するため、トラブルの原因となる可能性も。


3. 収入減少時の返済負担が大きくなるリスク

どちらか一方の収入が減少した場合、返済負担が増大するリスクがあります。ペアローンでは、夫婦それぞれがローンを抱えているため、一方の収入が減少すると、もう一方がその分の返済を補わなければならない状況が生じます。例えば、病気やけがなどで一方が休職や退職を余儀なくされた場合、もう一方が2人分の返済を負担することになるのです。


これらのデメリットを踏まえ、ペアローンを利用する際には、将来のライフイベントや収入の変動、万が一の事態を考慮した上で、慎重に検討することが求められます。事前に十分なシミュレーションを行い、無理のない返済計画を立てることが重要です。


ペアローンを利用する際のポイントと注意点

ここまで、ペアローンのメリットとデメリットをご紹介してきました。最後に、ペアローンを利用する際は、どのような点に注意すればよいのかを見ていきましょう。


1. 長期的な返済計画をしっかり立てる

まず、将来のライフイベントを見据えた返済計画を立てることが不可欠です。先述したように、どちらか一方の収入が減少した場合、もう一方が返済を全て負担する事態も想定されます。出産や育児、転職などにより収入が変動する可能性を考慮し、無理のない返済計画を立てましょう。


2. 住宅ローンの負担割合と物件の所有割合を合わせる

ペアローンを利用する際、住宅ローンの負担割合と登記上の所有権持分割合が一致していないと、贈与とみなされ、贈与税が発生する可能性があります。例えば、夫婦で住宅を購入し、ローンの負担割合が夫70%、妻30%であるにもかかわらず、所有権持分を50%ずつとした場合、差額分が贈与と判断されることがあります。そのため、物件の所有割合とローン負担割合を一致させることがおすすめです。


3. 他の住宅ローンと比較検討する

ペアローン以外の選択肢との比較検討も重要です。収入合算ローンや連帯債務型ローンなど、他の住宅ローンの形態も存在します。各ローンの特徴やメリット・デメリットを理解し、自身や相手の状況と将来設計に最適なローンを選択しましょう。


ペアローンの利用を検討する際は、これらのポイントと注意点を十分に理解し、将来のリスクを最小限に抑えるための計画を立てることが求められます。

まとめ

ペアローンは共働き夫婦にとって、希望する戸建てを無理なく購入するための有力な選択肢となります。

借入可能額の拡大や住宅ローン控除による節税など、多くのメリットがありますが、契約時の諸費用の増加や、離婚など万が一の際に複雑な対応を要するデメリットも忘れてはなりません。

将来のライフイベントを見据え、返済計画や所有割合の調整、他の住宅ローンとの比較検討を行うことが大切です。ご家庭の状況に合った最適な方法を慎重に選びましょう。

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この記事の執筆者

このブログの担当者 田附知拓 

◇ 保有資格
宅地建物取引士・不動産キャリアパーソン・住宅ローンアドバイザー・損害保険募集人

◇ キャリア:7年

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電話番号 0567-22-5665
FAX      0567-22-5670
定休日 毎週 水曜日
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事業内容 土地、中古住宅、新築住宅、中古マンションの売買仲介
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