【2024年】売れ残りの建売住宅を購入するメリットとは?売れ残っている理由も解説
マイホームの購入を検討する際、建売住宅はリーズナブルに購入しやすいことなどが魅力ですが、売れ残り物件を見かけることもあるかもしれません。
品質が安定した建売住宅では、建物に問題があるわけではなく、立地や価格面が売れ残りの理由である場合も少なくないのです。
今回は、安心してお得に建売住宅を検討するために知っておきたい、売れ残り物件の理由や購入メリットなどを解説します。
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良質な建売住宅でも売れ残る理由とは?
間取りなど魅力的な建売住宅でも、売れ残り物件となっていることがありますが、その理由を知っておけば、安心して検討しやすくなります。
まずは、建売住宅のなかに売れ残り物件が生じることがある理由について、解説します。
価格が相場よりも高い
品質に問題がない物件で売れ残りが生じる理由のひとつが、価格が相場よりも高い場合です。
建売住宅のなかでも、角地や南向きは人気があり、別の区画と比べたときに条件が良い分、高めの販売価格になっていることがあります。
一方で、不動産購入を検討されている買主の方にとって、価格は気になるポイントです。
優れた条件に見合った価格設定がされた物件でも、相場価格と比較をしたときに割高感を感じてしまい、購入されにくくなってしまっているケースがあるのです。
特にその建売住宅の周辺で、価格の低い物件が売り出されていると比較されやすく、買い手がつきにくくなっている場合も見られます。
市場が供給過剰になっている
建売住宅に限らず、売り出されている商品の市場は、需要と供給のバランスの影響を受けながら成り立っています。
たとえば、立地の良い地域に建売住宅があった場合でも、周辺エリアで条件の類似する物件が数多く売り出されれば、供給過剰の状態になって影響を受けがちです。
不動産購入をするときに選べる選択肢が増えることは利点である一方、供給過剰の状態は、売れ残る物件が生じる理由となります。
マイナスポイントがなく売れ残るケース
建売住宅が建つ分譲地の規模が大きくなると、区画数も増えるため、一斉に同じタイミングで売れることはありません。
順調に販売が進んでいるケースでも、いずれかの物件かは最後のひとつになります。
すると、たまたま最後に残った物件が、売れ残りと見られてしまうケースがあるのです。
物件自体にマイナスポイントとなる理由がなくても、最後の物件になると、購入しにくい心理が働くことがあります。
このように特別な理由がなく、自然と最後の物件になったことから、買い手がつきにくくなるケースも見られます。
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購入メリットが複数!売れ残りの建売住宅を購入する魅力を解説
分譲地で最後の1物件となった場合など、建売住宅自体の品質や条件に問題となる要素なく、特別な理由がないものの売れ残りの印象がもたれてしまうケースがあります。
実は、売れ残りの建売住宅を購入したときに得られるメリットや魅力は、複数あります。
売れ残りの理由が受け入れられるものである場合、建売住宅のマイホームをお得に買えるチャンスと考えることも可能です。
値下げの交渉がしやすい
売れ残りになっている建売住宅は、値下げの交渉がしやすいという点がメリットです。
住宅の価値がもっとも高いタイミングは、基本的に新築時になります。
建売住宅の場合、建設工事が終わった日から1年を過ぎると、中古物件や未入居物件に変わります。
そのため、売主側は、新築の扱いとなる1年以内に、できるだけ高く売りたいと考える方が多いです。
すべての物件が交渉に応じてもらえるとは限りませんが、売れ残りとなっている場合、タイミングによっては値下げ交渉もしやすいでしょう。
価格交渉が可能だった場合には、資金計画を立てるうえでも、ゆとりが持てることもメリットといえそうです。
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建築後の建物の確認ができる
建売住宅のなかでも、建築中に売り出されてる場合には、図面やイメージパースを参考にして購入を検討することになります。
売れ残りになっている場合、すでに建物が完成しており、建売住宅の建物を実際に確認できることが多いです。
そのため、図面からイメージしていた建物と、完成した建物にギャップが生じるといったリスクが少ないことが、購入メリットとして挙げられます。
見学時には、子どもの成長による家族の暮らし方の変化を想定しながら、住まいを検討できることも、完成済みである建売住宅の魅力です。
また、売れ残りになっている場合、完成後からある程度の時間が経過しています。
時間経過で発生する不具合などが、建築直後よりも分かりやすい場合もあるため、購入前に確認や相談ができることもメリットといえるでしょう。
内覧時に気になった疑問点は、事前に質問や確認をしてクリアにしておくと、購入後も安心して暮らしはじめることができます。
購入後の入居がすぐできる
建売住宅が売れ残りになっている場合、完成しているために、すぐに入居しやすいことが魅力であり、メリットです。
特に、子どもの入学や新学期、転勤などをきっかけにマイホーム購入をされる場合、新居での暮らしをスピーディーにスタートできることはうれしいポイントです。
建物は完成済みであるため、多忙ななかでのマイホーム購入でも、家づくりの打ち合わせで時間を必要とすることもありません。
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売れ残りの建売住宅の購入時!気を付けたい3つの注意点
マイホームとして、売れ残りの建売住宅を購入するときに、気を付けたい注意点がいくつかあります。
売れ残りの建売住宅も、気を付けたいポイントを押さえておくことにより、安心できるマイホーム購入につながります。
注意点①契約内容を十分に理解しておく
マイホームの購入は一生のなかでも、特に大きな買い物です。
売れ残りになっている建売住宅に限らず、不動産購入後に想定外のトラブルが生じるリスクを防ぐには、契約内容を十分に理解して手続きを進めることが大切な注意点です。
買主の方がしっかりと内容を把握して購入のステップに進めることにより、契約条件や価格の交渉についても、より良い条件を引き出しやすくなるでしょう。
不動産の売買は専門性が高く、法的な知識や慎重な事前準備が必要になる場面も多くあります。
分からないことがあった場合でも、不明点をそのままにしてしまうことは避けましょう。
そのような場合には、契約についての細かな疑問でも、ぜひ不動産会社にお気軽にご質問ください。
弊社では、買主の方の疑問は購入前に解消することに努めており、購入する際の条件の改善についても、不動産のプロとして尽力させていただいております。
注意点②適正価格での交渉
建売住宅が売れ残りになっているケースでは、価格交渉がしやすいこともメリットですが、妥当な範囲での交渉をすることがポイントであり、注意点です。
交渉にあたって適正な相場を把握するには、インターネットで、周辺エリアの過去事例や価格を調べるのがおすすめです。
適正価格から著しくかけ離れた価格での交渉は、難しい可能性が高いでしょう。
注意点③中古住宅になるタイミング
売れ残りになっている建売住宅を購入する際の注意点として、中古住宅になるタイミングがあることが挙げられます。
品確法と呼ばれる「住宅の品質確保の促進等に関する法律」では、完成して1年未満でも、実際に誰かが住んだ家は中住宅としています。
また、完成後1年を経た場合も、新築ではなく中古住宅の扱いです。
新築住宅の場合には、10年保証の対象に含まれていても、中古住宅になると対象外であることが通常です。
しかし、物件によっては新築住宅と同様の10年保証が設定されているケースがあります。
時間を経て中古住宅となっているのか、保証条件はどのようなものかなども事前に確認をして、検討しましょう。
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まとめ
建売住宅のなかには、品質に問題がなく、売れ残りになっているケースがあります。
売れ残りになっていると、タイミングによっては、価格交渉がしやすい場合があることは魅力です。
売れ残りの理由が受け入れられるものであれば、よりお得に購入できる可能性もあるため、選択肢に含めてみてはいかがでしょうか。
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