【2024年】新築一戸建て住宅の空き巣対策!侵入されやすい家の特徴も解説
新築一戸建て住宅を検討する際、セキュリティは管理会社が担うわけではないため、空き巣のリスクに不安を感じてはいらっしゃいませんか。
空き巣のリスクに対し、有用な防犯対策の情報を得ていれば、家族の安心できる住まいとして購入を考えやすくなるでしょう。
そこで今回は、新築一戸建て住宅が空き巣被害に遭いやすいことや侵入されやすい家の特徴、おすすめの防犯対策を解説します。
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新築一戸建て住宅で気を付けたい!空き巣の侵入被害を解説
住まいの種類はいくつかありますが、新築一戸建て住宅は空き巣の被害に遭いやすい傾向があるとされています。
客観的なデータも参考にしながら、新築一戸建て住宅が空き巣の被害に遭いやすいとされる理由について解説します。
空き巣のリスク
空き巣被害の傾向や現状を知っておくことは、対策を検討するうえでも参考となるため大切なポイントです。
警視庁では、継続して侵入窃盗に関する調査を実施し、データを公開しています。
データによると、住宅を対象とする侵入窃盗の認知件数は、平成16年から減少傾向にありましたが、令和5年に前年比11.3%の増加となりました。
1日あたり、住宅を狙った侵入窃盗は、48件ほど発生していることになります。
場所別に、令和5年に認知された侵入窃盗の件数の割合を見ると、一戸建て住宅が30.5%です。
たとえば、一般事務所の件数が占める割合は9.7%であることから、一戸建て住宅の割合は多いことが分かります。
また、住まいの種類を共同住宅に視点を移し観察すると、階数による発生割合に違いがあります。
共同住宅では、4階以上の建物の場合、認知件数の割合は3.8%にとどまりますが、3階以下の建物になると7.3%まで割合が増加することが着目したい点です。
3階以下の共同住宅や、一戸建て住宅での侵入窃盗の件数が多いことから、低層階の住まいは空き巣の被害に遭いやすい傾向にあるといえるでしょう。
一戸建て住宅が気を付けたい理由
空き巣とは、その家に住んでいる住人の留守を狙い、家に侵入し金品を窃盗する被害です。
新築一戸建て住宅は、一般的に低階層であるほか、セキュリティが弱くなる具体的な要因として、いくつかの理由が考えられます。
たとえば、侵入が可能な高さに窓があることや、防犯カメラなどのセキュリティ設備を備えていない物件である場合があることが考えられます。
また、基本的に1階に出入り口が設けられていることも理由に挙げられます。
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空き巣に注意!侵入されやすい新築一戸建て住宅の特徴を解説
侵入をおこなう空き巣犯が狙う家の特徴も、押さえておくことにより、安心できるマイホームのために役立ちます。
ここでは、空き巣の侵入されやすい新築一戸建ての特徴を解説します。
人目が少ない場所に建っている
空き巣は、人目が多い立地に建っているとリスクと捉えて避ける傾向にあるようです。
その反対に、一目が少ない場所に建っていることが、侵入されやすい特徴のひとつといえます。
新築一戸建て住宅を検討する際には、隣家などの周囲からの目線や通行人や少なくないかを確認することがおすすめです。
ほかにも、侵入されやすい特徴として、旗竿地などのように道路から奥まった位置に建っている場合が挙げられます。
新築一戸建て住宅の建物自体では、勝手口や窓が、ご近所などの一目につきにくいかも確認したい特徴です。
周辺を含めた立地としては、街灯が少なく暗いことや、目の前が広い公園になっている場合も気を付けたいポイントです。
公園については、夜間になると人の目が減ってしまい、空き巣が長時間いて下見をしていても怪しまれにくいことが、避けたい特徴といえます。
留守がちな家
空き巣は、家のなかに住人がいない状態を狙い目としてます。
そのため、留守にすることが多い場合には、リスクをふまえて、新築一戸建てのマイホームが侵入被害に遭わないように気を付けることが必要です。
空き巣犯が、留守であることが多い家や帰宅時間を特定する情報源としては、洗濯物やカーテン、照明などの状態から見当を付けていると考えられます。
家族の生活パターンなどを外部から容易に把握されないための工夫が大切です。
防犯対策が不十分に見える家
空き巣犯は、実際に侵入するよりも前に、下見に訪れているといわれます。
下見で、狙う家の防犯意識や防犯対策の状況を確認している可能性があります。
防犯対策が不十分と判断されることは、避けたい特徴であり、侵入のリスクに注意が必要です。
外から見て、防犯カメラを取り付けていないか、いつも1階の窓が開いているなどは防犯が手薄に見える一因です。
設備面でいえば、錠前が1つだけの家も、ツーロックドアを採用している場合と比べると狙われやすい特徴といえます。
空き巣の侵入は1階からとは限らず、2階から室内に入ってくる場合もあります。
建物のまわりに、給湯器や物置、カーポートなどの足場がある場合も気を付けたいケースです。
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新築一戸建て住宅で空き巣を防ぐ!おすすめの防犯対策をご紹介
家族が新築一戸建て住宅のマイホームで安心して暮らすために、自分で取り組める防犯対策も複数あります。
ここでは、新築一戸建て住宅におすすめの防犯対策をご紹介します。
窓の防犯対策
空き巣の侵入経路として、窓はもっとも多い場所です。
そのため、新築一戸建て住宅を購入した際も、窓の防犯対策をおこなうことは、空き巣を防ぐためにおすすめです。
無締りを除くと、侵入の手口として多いのはガラス破りといわれています。
窓に、防犯ガラスを採用することは、有効な防犯対策になり得るでしょう。
防犯ガラスは、防犯幕がガラスとガラスの間に入れられたもので、外部から衝撃を与えても貫通しにくい構造です。
費用面を抑えるなら、防犯フィルムを窓ガラスに貼るのもひとつの手段ですが、防犯ガラスの2分の1から4分の1ほどの費用が防犯フィルムの相場目安です。
ただし、防犯フィルムの場合は、10年から15年ほどで張り替えのタイミングがくることも加味して、検討することがポイントといえます。
玄関ドアの防犯対策
出入り口も、新築一戸建て住宅で気を付けたい、空き巣の侵入経路になりやすい場所です。
防犯対策としては、鍵にこだわることがおすすめです。
たとえば、シリンダー部分に複雑なくぼみが加工されているディンプルキーなら、鍵穴に工具をさしてこじ開けるピッキングをしようとしても、時間がかかりやすくなります。
空き巣にとって侵入までに時間がかかるのは、避けたい家の特徴といえます。
補助錠や、サムターンカバーを取り付けるのも有効な方法です。
また、新築一戸建て住宅に勝手口がある場合は、あわせて防犯対策を講じておきたい場所です。
死角になる場所にセンサーライトを導入したり、踏むと音がでる砂利を敷いたりといった工夫ができます。
外周や庭の防犯対策
庭や外周は、空き巣がなかの様子をうかがう可能性があるため、防犯対策をしたいところです。
新築一戸建て住宅の垣根は、敷地のなかや家のなかが目隠しになるような状態は、避けるようにします。
理想的な生垣や塀は、乗り越えることやすり抜けが容易ではなく、足場にならない構造になっていることです。
垣根を対策するなら、棘のある低木を採用するのも、通りにくくなるため良いでしょう。
勝手口にも適したセンサーライトや音のでる砂利は、庭の死角となる場所でも、有用です。
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まとめ
警視庁の客観的なデータを分析すると、低層階の住宅は、空き巣の被害に遭いやすい傾向にあるといえそうです。
また、留守であることが多い家や防犯対策が手薄にみえるケースは、空き巣に侵入されやすい特徴であるため気を付けたいポイントです。
新築一戸建て住宅を検討する際は、侵入されやすい特徴を避ける工夫のほか、取り組みやすい防犯対策を講じることにより、家族の安心感が増すでしょう。
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