【2024年】稲沢市の稲沢市立稲沢西小学校とは？教育方針や特徴を解説

稲沢市には教育機関が多数あり、子育てしやすい住環境として知られています。
今回は、そのなかでも稲沢市立稲沢西小学校の概要について詳しくご紹介していきます。
学校で取り組まれている教育や特徴もご紹介するので、子育てをしている方は今後の参考にしてみてください。

稲沢市立稲沢西小学校の概要

まずは稲沢西小学校の概要をご紹介します。
以下で詳しく見てみましょう。

明治40年に設立された学校

稲沢市立稲沢西小学校は、明治40年に「稲沢尋常小学校」として創立されました。
その後は、昭和22年に学校教育法の施行によって、稲沢町立稲沢西小学校に改称されました。
さらに昭和34年には7教室が増築され、地域の子どもたちをより充実した環境で教育できるよう、規模を拡大させています。
同年には伊勢湾台風による被害があり、稲沢市にも大きな影響がありましたが、そんな中で海部郡飛鳥小学校の児童を受け入れるなどの対応をおこなっていました。
昭和45年には体育館、54年にはプールが新設されます。
平成6年には、ティーム・ティーチングによる指導が開始されるなど、稲沢市にある教育機関のなかでも、目に見える発展を遂げています。
平成23年には、子どもたちが集中して勉学に励めるよう、一部教室に壁掛け扇風機を導入している点も魅力です。
稲沢市立稲沢西小学校には、こうした数々の歴史があり、子どもたちの教育に適した要素が揃っています。

学級数・児童数や校区

稲沢市立稲沢西小学校は、学級数・児童数の合計が全学年で685名です。
1つの学級に対し、およそ100人程度の規模で教育がおこなわれています。
明治時代からの長い歴史を持っており、開校以来100年以上が経過していますが、現在も多くの子どもたちから親しまれています。
校区としては、稲沢市の中央に位置しており、美濃街道の趣が残る由緒ある土地柄です。
さらに、校区内は警察署や市役所など、人の目が常に行き届いている環境となっています。
そのため、子どもの通学の際、不審者による被害を受けるリスクが低く、安心安全な環境といえるでしょう。
また、その他の教育機関も周辺にあるため、子どもの育成において好環境です。

アクセス

稲沢市立稲沢西小学校は、稲沢公園より徒歩5分程度で到着します。
公園はもちろん小学校など、特徴的な建物や周辺にあるため、道に迷わずにアクセスできるでしょう。

●所在地：愛知県稲沢市稲府町1
●アクセス方法：稲沢公園より徒歩5分程度

稲沢市立稲沢西小学校でおこなわれている教育

稲沢市立稲沢西小学校では、子どもたちの教育に力を入れています。
以下ではどのような点にこだわっているかをご紹介しているので、詳しく見てみましょう。

笑顔あふれる学校

稲沢市立稲沢西小学校では、教育目標のスローガンを「笑顔あふれる稲西小」としています。
また、目指す児童像を「自分で考え、進んで行動できる子」「思いやりをもって、人とかかわり合える子」としており、これらの目標を意識しながら指導に当たっているのが特徴です。
こうした教育を意識しているため、稲沢市立稲沢西小学校の子どもたちは「明るく人懐っこい」「支持された内容は最後までチャンレンジできる」などが実態です。
その反面で、物事に挑戦する経験が少ないため、消極的な面を持つ生徒もいるとしています。
また、自分の気持ちを優先させてしまう生徒もいるため、これら2点を改善させられるよう努めています。
たとえば、積極的に挑戦する心を養えるよう自己肯定感を高めたり、思いやりを持てるように自分の感情をコントロールする力を育んだりなどです。
これらは義務教育期間だけではなく、社会人経験においても重要視されるスキルだからこそ、学校内の指導によってスキルを身に付けられるようにサポートしています。

学ぶ意欲を培う

稲沢市立稲沢西小学校では、生徒たちにただ基礎科目を教えるだけではなく、学ぶ意欲を促進させるのを大切に考えています。
意欲がないと、学力が身に付かないと考えているためです。
こうした気持ちを生徒一人ひとりに芽生えさせるための方針として、「できた」「分かった」などのプラスの感情を抱ける授業を目指しています。
授業ルールは全学年共通化しているため、質の良い授業をすべての生徒が受けられる体制が整っているといえるでしょう。
さらに、タブレットやPCなど、授業によってはこれらのICT機器を用いて、視覚的に分かりやすい内容にできるよう工夫しています。
その他にも体験授業の実施や、地域の人々とコミュニケーションを取れる学びの場など、生徒たちの興味関心を刺激する授業内容が盛り込まれています。

当たり前のことを当たり前に

生徒指導においては、「当たり前のことを当たり前に」の考えを大切にしています。
たとえば、周囲の人とあいさつをする、時間を守るなどは、どれも社会人になってもできて当たり前とされる内容ばかりです。
これらを小学生のうちに完璧に身に付けさせるよう、丁寧に指導しています。
温かみのある指導を心がけながらも、時には厳しく教えているため、生徒の気持ちも引き締まります。

稲沢市立稲沢西小学校の特徴

稲沢市立稲沢西小学校には、どのような特徴があるのでしょうか。
以下で詳しく見てみましょう。

いじめ防止への取り組み

稲沢市立稲沢西小学校では、いじめ防止基本方針を掲げています。
校内のいじめを防止するための方針をまとめることで、未然防止・早期発見に注力することが重要であると考えています。
また、万が一いじめを発見した場合は、いじめ・不登校対策委員会をメインとして、組織的に対応している点も特徴的です。
また、いじめ防止等に関する年間計画を作成しており、計画的にいじめ防止に向けて動いています。
状況によっては、スクールカウンセラーや警察署など、各分野の専門家のサポートも受けながら、状況改善を目指すとしています。

通級指導教室の実施

通級指導教室は、他人とコミュニケーションを取れない、精神的に不安定などの事情を抱える生徒のためにおこなわれています。
個別支援によって、その生徒の課題に向き合い、社会的に自立できるようバックアップしています。
生活や学習などで、一人ひとり違う課題を抱えているため、個別指導により生き生きと生活するための援助が目的です。
また、学期の途中でも通級指導教室への通級は可能です。
指導形態は個別が基本となっていますが、状況に応じてグループや在籍学級での行事が優先される場合もあります。

年間行事・活動が豊富

稲沢市立稲沢西小学校では、さまざまな行事・活動がおこなわれています。
たとえば、過去に開催された校外学習では、リトルワールドへ行き、グループに分かれて国の文化を調べています。
また、パソコンクラブのゲームコーナーでゲームにチャレンジするなど、さまざまな体験をしている学校です。
学年によって参加できる行事・活動は異なりますが、いずれも生徒たちが楽しみながら各分野を学んでおり、興味関心を刺激されています。
また、こうした体験によって地域の人々と交流ができているため、市内ならではの魅力・良さを実感できる機会になっているとも考えられるでしょう。
ただ、基礎科目を勉強するのみではなく、さまざまな体験をさせていき、子どもたちに学ぶ楽しさを教えている学校といえるでしょう。

まとめ

稲沢市立稲沢西小学校は子どもたちが積極的に学び、さまざまな体験ができる環境を与えています。
いじめ防止に対しても積極的のため、保護者にとって心強い学校といえるでしょう。
年間行事・活動も幅広く、生徒が笑顔で通学できる環境といえるでしょう。