【2024年】稲沢市にある稲沢市立大里東小学校とは?教育内容や通学区域をご紹介
稲沢市への引っ越しを考えている方のなかには、子どもが安心して通える教育施設を探している方も多いでしょう。
稲沢市には、「自主的な態度と人間性豊かな子ども」を育成目標として掲げる稲沢市立大里東小学校があります。
そこで今回は、稲沢市への引っ越しを検討している方々に向けて、稲沢市立大里東小学校の概要や教育内容、周辺の住環境についてご紹介します。
稲沢市にある稲沢市立大里東小学校の概要
稲沢市立大里東小学校は、愛知県稲沢市の南東部に位置する小学校です。
2024年4月現在の全校児童数は503人、21学級(うち特別支援学級3クラス)の中規模校で、1953年に開校し、2024年で72周年を迎えます。
そんな稲沢市立大里東小学校の概要をみていきましょう。
沿革
稲沢市立大里東小学校は、1873年に開校したいくつかの学校が統合され、1908年に「大里尋常小学校」として設立されました。
そのあと、1953年に分離し、東分教場が「大里東小学校」として独立しました。
1955年に稲沢町立、1958年に稲沢市立となり、現在の名前に至っています。
教育目標
稲沢市立大里東小学校の教育目標は、「自主的な態度を持ち、知・徳・体の調和が取れた、未来を創造するたくましい人間性豊かな子どもを育成すること」としています。
以下の3つを校訓として掲げています。
●「強く」:健康と安全に留意し、粘り強く努力を続ける子ども
●「やさしく」:責任感を持ち、礼儀をわきまえ、思いやりのある心豊かな子ども
●「進んで学ぶ」:向上心を持ち、よく考え、自ら積極的に学ぶ子ども
このように稲沢市立大里東小学校は、学習面だけでなく、子どもたちの健康面と人間力の形成にも力を入れている小学校であることがわかります。
学校施設紹介
稲沢市立大里東小学校の正門付近には、校訓「強く・やさしく・進んで学ぶ」を刻んだ石碑があります。
校舎は北校舎と南校舎に分かれており、校舎の外には運動場やプール、大里山があり、充実した学習環境が整っています。
北校舎
高学年図書室、パソコン室、給食室があります。
高学年図書室には、授業で使用する辞典や辞書など、多くの本が揃っており、放課後には多くの生徒が利用しています。
また、給食室が併設されており、学校で調理された温かい給食を毎日楽しむことが可能です。
南校舎
保健室と飼育小屋があります。
飼育小屋には子どもたちに人気のうさぎがおり、飼育委員会の生徒が毎日世話をしています。
アクセス
稲沢市立大里東小学校までは、パールシティバス停から県道136号を経由し、9分ほどでアクセス可能です。
電車を利用する場合は、名鉄名古屋本線の奥田駅から17分ほどの場所にあります。
●所在地:愛知県稲沢市日下部北町1丁目27
●アクセス方法:稲沢市コミュニティバス「パールシティバス停」より徒歩約9分
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稲沢市にある稲沢市立大里東小学校の教育
稲沢市立大里東小学校では、子どもたちの教育に力を入れ、以下のポイントに重点を置いています。
続いて、稲沢市立大里東小学校の教育内容をみていきましょう。
心づくり
月ごとの目標に基づき、各学級の実態に応じた生活目標を設定し、子どもたちが意識して生活できるようにしています。
姿勢指導や手洗い・歯磨きの健康教育、教科連携による実践的な食育をおこない、健康意識を高めています。
仲間づくり
学校行事や児童会、委員会でキャンペーン活動を計画・実施しています。
友達の努力を認める「よいとこ見つけ」をおこない、異学年交流が定期的におこなわれています。
高学年はリーダーシップを、低学年は尊敬や感謝の気持ちを育む機会となっているでしょう。
学びづくり
導入の工夫や児童の問いを引き出す学習課題の設定により、課題解決に粘り強く取り組む態度を育てています。
教材や教具を活用し、自己表現の場を設けることで、自己成長や課題の振り返りを通じて深い学びを促進しています。
地域との連携
年3回、教職員・保護者・地域代表が学校運営協議会に参加し、教育活動の改善に向けた意見交換がおこなわれているのが特徴です。
地域のボランティア活動も継続しており、「ちょこボラ」として30分の除草活動やそろばん授業サポートがおこなわれています。
また、地域情報誌に「学校サポーター」の募集記事を掲載し、市民センターで申し込めるようにするなど、さまざまなボランティアと連携して、生徒の教育活動を支援しています。
いじめ防止
稲沢市立大里東小学校では、いじめ防止基本方針を定め、いじめが児童の心身に深刻な影響を及ぼす可能性があるとの認識のもと、教職員が細かな兆候を見逃さず、迅速かつ組織的に対応しています。
いじめ対策委員会を設置し、専任の組織によっていじめ防止に取り組んでいるのも特徴の一つです。
相談・通報窓口や関係機関との連携、指導・支援体制の決定などがおこなわれています。
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稲沢市にある稲沢市立大里東小学校の通学区域・住環境
稲沢市立大里東小学校周辺は歴史的な背景が豊かで、買い物や公園も充実しており、快適な生活環境が整っています。
最後に、稲沢市立大里東小学校の通学区域や住環境についてみていきましょう。
通学区域
稲沢市立大里東小学校の通学区域には、奥田町、増田北町、井之口町、六角堂西町、北市場町、日下部町などが含まれます。
具体的には、名鉄名古屋本線以東の奥田町や井之口町の各エリア、日下部町の広い範囲が対象です。
学校の近くには稲沢市立大里東中学校があり、多くの生徒がここへ進学します。
歴史ある環境
稲沢市立大里東小学校近くには、美濃路という江戸時代の街道が存在しました。
美濃路は東海道と中山道を結ぶ重要な脇街道で、名古屋から京都への移動に利用されました。
とくに「七里の渡し」で舟を使う代わりに、美濃路を利用する旅人が多かったとされています。
美濃路に関する歴史的なポイントをご紹介します。
四ツ家追分碑
稲沢市立大里東小学校から東にあるJRの踏切を渡った四つ角に立つ石碑は、ここが岐阜街道と美濃路の分岐点であることを示しています。
この場所は「追分」と呼ばれ、旅人が休憩する茶屋が数軒ありました。
とくに「四ツ屋うどん」が名物で、多くの人に親しまれていました。
道標(長光寺)
もともと四ツ家追分にあった道標は、1819年(文政2年)に建てられ、「右 ぎふ并浅井道」「左 京都道并大垣道」と刻まれていました。
現在は長光寺に移されており、ダンプカーによって損傷した後も保存されています。
地蔵堂(長光寺)
長光寺は六角堂としても知られ、街道沿いに位置しています。
臨済宗妙心寺派に属し、尾張六地蔵の一つです。
平清盛の弟、頼盛が1161年(応保元年)に寄進し、そのあと、足利尊氏、織田氏、徳川氏の保護を受けました。
地蔵堂内には重要文化財の「鉄造地蔵菩薩立像」があり、「汗かき地蔵」としても知られています。
また、境内には織田信長が愛飲したとされる「臥松水」という井戸もあります。
買い物のしやすさ
大里東小学校の周辺には「パールシティ」というショッピングセンターがあります。
名鉄名古屋本線の奥田駅から徒歩約9分の距離にあり、スーパーマーケット、家電量販店、ドラッグストア、100円ショップなどが揃い、日常の買い物に便利です。
公園
学校近くには奥田公園があります。
公園はそれほど広くはありませんが、広場や駐車場があり、小さな子どもが遊ぶのに適しています。
遊具は多くはありませんが、テニスコートもあり、犬の散歩を楽しむ方も多いです。
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まとめ
稲沢市立大里東小学校は、愛知県稲沢市南東部に位置し、2024年で72周年を迎える中規模校です。
教育目標は「自主的な態度と人間性豊かな子ども」を育てることで、校内には豊富な教育・文化施設があります。
学校周辺は歴史的な美濃路があり、買い物や公園も充実しているため、住みやすい環境が整っています。
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