
【2025年】失敗しない法地の土地購入は擁壁が重要?法地の特徴や注意点を解説

売り出されている土地のなかには、さまざまな特徴を備えた物件があり、失敗しにくいポイントを押さえて検討したいものが、法地(のりち)と呼ばれる土地です。
斜面になっている法地ですが、マイホームのための土地購入では、宅地利用が可能かなども心配点となるでしょう。
そこで今回は、法地の概要や特徴、購入時の注意点や家を建築するときのリスクを解説します。
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購入後の建築可能なケースも!平坦な土地とは異なる法地とは?

一般的な宅地でイメージされやすい平坦な土地とは異なり、傾斜のついた法地には、購入前に押さえておきたい特徴があります。
まずは、法地とはどのような土地なのか、概要から解説します。
法地とは?
法地とは、宅地としての利用が難しい、傾斜部分の土地のことです。
呼び方は、法地のほかにもあり、法面(のりめん)や、単に法(のり)といわれることもあります。
自然とついた傾斜により法地とされるケース以外にも、切土や盛土の工事によって人工的にできるケースも含まれます。
たとえば、山などの土を削り取ることにより生じたものは切土法面といい、反対に土を盛ることにより生じたものは盛土法面です。
法地は、そのままでは住宅を建築することが難しいものの、土地の形状などによっては、住まいを建てることもできます。
設計次第で、良質な家が建てられる可能性もあり、お得な購入につながるケースもあるでしょう。
周囲の土地との高低差のある法地の土地は、眺めの良さが特徴で、リーズナブルな傾向にあることも購入する際の魅力です。
一方で、地盤の柔らかい場所に見られる法地などは、擁壁工事を必要とします。
擁壁とは、周囲との高低差がある法地を補強し、土砂崩れなどを防止するために人工的につくられた壁です。
土地の購入を検討する際には、法地の良い点とあわせて、注意点やリスクも踏まえて慎重に検討することが大切です。
法地の表示
通常、法地は不動産取引の際、宅地面積のなかに含まれます。
購入検討時に見る不動産広告でも、一般的には、法地の面積のみが別に記載されることはありません。
ただし、斜面の土地の割合が概ね30%以上となるケースや、斜面の土地を含むことにより活用が妨げられてしまうケースでは、面積とその内容の表示が必要です。
ほかにも、擁壁を設けて覆われていない崖の上や下に存在する土地なども、不動産の表示に関する公正競争規約により、その内容を明示するものとされています。
法地を購入する際は、事前に平坦な土地の部分について、面積を確認しておくことがポイントです。
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法地の擁壁はチェックポイント!土地購入時の3つの注意点を解説

土地の片面が斜面になっている法地は、特徴の違いから、平坦な土地のとは異なる注意点があります。
ここでは、法地の購入前に気を付けたい3つの注意点について解説します。
活用に費用がかかる場合がある
法地で気に入った土地が見つかった場合、必ずしも、マイホームのための宅地利用をあきらめる必要はありません。
傾斜のついている法地を平坦にならすことにより、建築できる可能性があります。
ただし、購入後に加工が必要になる場合には、その分の費用や手間がかかることが注意点です。
法地は、リーズナブルに購入しやすいことがメリットであるため、費用がかかる部分と総合的に判断をすることが重要です。
擁壁の劣化
擁壁の役割は、傾斜のついている法地から、土砂が崩れ出ることを防止するストッパーような働きをします。
頑丈につくられている擁壁ですが、経年による劣化が生じていないかや、メンテナンスが必要になっていないかは、購入にあたって確認しておきたい注意点です。
擁壁には、石を積んだものやブロックを使用したものがありますが、コンクリートでつくられたものは、亀裂がないかを確かめましょう。
設置されたのが古く、時間が経過している擁壁のなかには、現行の建築基準法に沿わない場合もあります。
2m超の高さの擁壁をつくる場合、現在では、法律によって確認申請をすることが決められています。
土地を購入する際、2m超の擁壁が設けられている物件では、検査済み証が発行されているかを確認し、コピーをもらうことがおすすめです。
また、擁壁については、水抜き穴もあらかじめチェックしておきたいポイントです。
水抜き穴とは、地盤が弱い土地で、雨などにより、さらに軟弱なるリスクを防ぐものとなります。
擁壁のコンクリートに覆われた土中に含まれている余分な水分が、水抜き穴から抜け、調整されます。
水抜き穴が設置されていないと、盛土の場合、水分過多となり、圧力がかかることがあるのです。
そして、その影響によって、ひび割れが生じるケースがみられます。
水抜き穴が設けられている場合でも、設置されている穴が雑草や土でふさがり、機能していない状態になっていないかを確認します。
状態によっては、補強や作り直しが必要になることが注意点です。
作り直しにかかるコストでは、数百万円かかるケースもあります。
立地が擁壁の上にある土地など、眺めの良さも魅力ですが、長く安心して暮らすためには、擁壁が役割をしっかり果たせている状態であることが大切です。
事前に確認することは、購入後の思わぬ出費の回避にもつながります。
土地の価値への影響
土地の価格は、日当たりや地盤、立地や眺望などのさまざまな要素が考慮されます。
法地は、物件ごとの傾斜の角度でも異なりますが、流通性が高くないことが多く、価格は安い傾向です。
先で売却を視野にいれている場合、流通性の低さは押さえておきたい注意点です。
住宅ローンを利用して家を建てる場合は、審査が厳しくなる場合や担保地としての評価に影響する場合もあります。
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土地購入した法地!家を建てるときのリスクを解説

眺望の良さやリーズナブルな価格などのメリットがある法地ですが、マイホームを建てるにあたって、あわせて把握しておきたいリスクもあります。
最後に、法地を購入して、家を建てるときのリスクについて解説します。
災害時のリスク
山などの土を削ったり、盛ったりして造成された土地である法地は、地盤が気になるポイントです。
盛土の場合、比較的地盤が弱い場合が多い傾向にあります。
宅地として土地が造成される前に、田などの湿地として存在していたケースも見られます。
一方で、法地であっても、切土の場合は地盤が弱いとは限りません。
切土は斜面を削り、平坦な土地として造成されているため、強固な地盤であることも多いです。
購入を検討している土地の地盤が弱い場合は、地すべりなどの自然災害のリスクに気を付けることが大切です。
不同沈下のリスク
造成された土地のなかには、盛土部分と切土部分が混同しているケースもあり、このような場合には不同沈下がリスクといえます。
不同沈下とは、土地のなかで地盤の弱いほうに家が傾き、沈下することです。
盛土部分で生じやすいリスクとなりますが、急激に傾くわけではなく、徐々に傾きや影響が生じるケースが多いです。
不同沈下が生じると、ドアの建付けが悪くなったり、サッシの鍵がかかりにくくなったりといった影響が見られることがあります。
ほかにも、不同沈下により亀裂が外壁や基礎部分に入る場合や、排水が上手く流れないといった場合もあるため、慎重に見極める必要があります。
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まとめ
法地は、そのままでは宅地としての利用が難しい傾斜地を指しますが、土地の状態や造成によって建築できる可能性があります。
平坦な土地では不要な擁壁ですが、法地の場合は劣化なども、購入前に確認しておきたい注意点です。
また、地盤の弱い部分があるときには不同沈下のリスクも考慮し、総合的な視点で検討することが大切です。
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