
【2025年】土地の地盤調査とはどんなもの?調査方法の種類と費用を解説

マイホーム建築に向けて土地を購入する場合、地盤調査が必要です。
しかし地盤調査がどのようにおこなわれるのか、必要となるといくらかかるのかなど、気になることもあるでしょう。
そこで今回は、地盤調査とは何か、そして調査方法の種類と費用を解説します。
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土地の地盤調査とは

地盤調査とは建物の基礎部分にあたる土地(地盤)の状態を確認するための調査です。
地盤調査の目的とは
地盤調査を実施する目的は、建物を建てる土地としての安全性の確認です。
たとえ住宅が強固な造りでも、建てられた土地が軟弱だと不同沈下を引き起こし、次第に建物が傾くおそれがあります。
弱い土地は大きな地震が発生すると液状化が生じるリスクも抱えています。
地盤調査を実施すれば土地が軟弱か強固かを確認でき、必要があれば地質改良して地盤を強固にすることも可能です。
安全安心な生活の実現において、地盤調査の役割は大きいと言えます。
なお、地盤調査は法律により義務化されている工事であり、住宅を建てるうえでは必ず実施されることを覚えておくと良いでしょう。
地盤調査から確認できる内容
地盤調査では具体的に土地の構成と強度および支持力の確認、土層や性質、地下水位の把握、液状化の発生リスクなどが調べられます。
なかでも重要なポイントは土地の強度および支持力の確認調査で、土地に建てた住宅を問題なく支えられるか判断するための資料となります。
土地の構成調査は、対象の土地が自然形成されたものか、あるいは人工的に形成されたかを確認するために必要です。
また地下水位や液状化リスクの調査結果には、地震への耐久性を示す指標としての役割があります。
各項目の調査結果を参考に、建物を建てても問題ないか判断し、建築工事へと進みます。
地盤調査を必要とするタイミング
地盤調査が必要となるタイミングは、土地の購入時か建物を建てる段階が基本です。
土地の購入時は、地盤調査をおこなう会社あるいは行政機関が開示している地盤調査の結果を参照し、購入するか否かを決める材料として活用できます。
また建物を建てる場合は、既存の調査結果を用いるのではなく、建築前のタイミングで地盤調査が必要か専門家に判断を仰ぐのが一般的です。
建築設計の依頼先である建築士あるいは施工会社に相談し、地盤調査が必要か尋ねてみましょう。
地盤調査の必要性が高いと判断したら、相談した建築士もしくは施工会社から地盤調査会社に連絡を取り、調査の実施を依頼します。
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土地の地盤調査方法の種類

土地の地盤調査方法は「スクリューウエイト貫入試験」と「ボーリング調査」そして「表面波探査法」の3種類です。
スクリューウエイト貫入試験とは
スクリューウエイト貫入試験とは、先端をスクリュー状にしたロッドにおもりを設置し、回転させながら土地の強度を測る地盤調査です。
土地の硬さはロッドの回転数やおもりの重量を参考に判断します。
3種類のなかでも一般住宅を建てる土地で実施されることが比較的多く、一戸建て住宅のケースでは四隅の4か所と中央部分の1か所、合計5か所を調査します。
一戸建て住宅など限られた範囲の地盤調査には適している一方、大規模な土地の強度を正確に調べることには不向きです。
大規模工事になる建築や珍しい種類の間取り工事などはスクリューウエイト貫入試験ではなく、ボーリング調査が用いられることもあります。
なお、スクリューウエイト貫入試験は「スウェーデン式サウンディング試験」や「SWS試験」のほかに「SS試験」の名称で呼ばれることもあります。
ボーリング調査とは
ボーリング調査とは、対象の土地にボーリング機械で穴を開け、上からハンマーを落として強度を調べる地盤調査方法です。
穴を開けるため土地の深い部分まで地盤調査が可能で、内部から採取した土を調べれば地下水位や液状化リスク、地層の状態など幅広い種類の情報が得られます。
土壌汚染や埋没しているがれきなどもチェックでき、住宅を建てる前に広範囲を調査できます。
しかし、ボーリング調査は専用の機械が大きなサイズで場所を取り、調査範囲も1部分につき約5m四方の深さと面積が必要です。
地盤調査完了まで最短でも1日、場合によっては数日かかるなど、ある程度の日数を要する点もボーリング調査ならではの注意点です。
ボーリング調査の代わりとして「標準貫入試験」の名称が使われることもあります。
表面波探査法とは
表面波探査法とは、対象の土地に発生させた微細な振動(表面波)を2つの機械がキャッチし、コンピュータで解析する地盤調査です。
具体的には表面波が地中を進む速度を機械で計測し、その結果をコンピュータで調べる仕組みです。
地面に発生させた振動をもとに地盤調査が実施されるため、土地に穴を掘る手間と時間が省けます。
大型の機械を搬入する必要もなく、道路や土地自体が狭く機械の搬入が困難な土地と相性が良いです。
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土地の地盤調査における種類別の費用比較

土地の地盤調査にかかる費用は、調査方法の種類ごとに異なります。
土地のサイズや立地・形状、作業環境など複数の要素が重なると相場よりも高額になる、あるいは安くなる場合があるため、参考程度に捉えてみてください。
スクリューウエイト貫入試験の費用
スクリューウエイト貫入試験にかかる費用は1回あたり5万円、高額なケースでも10万円が目安です。
ほかの種類と比べてスクリューウエイト貫入試験は省スペースでの地盤調査が可能であり、良心的な金額で調査できます。
地盤調査を依頼するハウスメーカーあるいは住宅会社によっては、地盤調査にかかった費用の全額もしくは一部を建築代金から割り引くこともあります。
ただし費用を抑えられるぶん調査内容は簡易的になるため、低コストで地盤調査を済ませたい方、一般的な一戸建て住宅を建てる予定がある方はスクリューウエイト貫入試験が適切です。
ボーリング調査の費用
ボーリング調査にかかる費用相場は1回につき25万円~30万円が目安です。
費用を安く抑えられる場合でも15万円以上はかかるとの認識で良いでしょう。
ボーリング調査の費用は地盤調査の準備段階で掘る穴の深さに左右され、深い場所まで掘り進めると40万円以上にのぼるケースもあります。
地盤調査だけで約80万円の費用負担が生じる可能性もゼロではありません。
高額な費用が発生することを理由に一般住宅でボーリング調査が実施される可能性はほぼないです。
しかし、住宅の規模が大きいケースや地下室を設けるケースでは、スクリューウエイト貫入試験ではなくボーリング調査がおこなわれることもあります。
表面波探査法の費用
表面波探査法を実施した場合、費用は8万円前後が相場の目安です。
状況次第では5万円程度の費用で地盤調査を済ませられるなど、スクリューウエイト貫入試験とほぼ同額で調査できるケースもあります。
3種類の地盤調査方法の費用関係を簡単にまとめると、スクリューウエイト貫入試験がもっともリーズナブルで、次いで表面波探査法が安い結果となります。
ボーリング調査はほかの種類よりも高額な費用がかかることを覚えておきましょう。
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まとめ
地盤調査とは、住宅などを建てる土地の安全性を確認するために義務付けられた調査方法です。
簡易的なスクリューウエイト貫入試験や、穴開け不要で地盤調査ができる表面波探査法など、3種類から適切な方法で調査が実施されます。
費用はスクリューウエイト貫入試験がもっとも安く、ボーリング調査は高額な費用負担が生じます。
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