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【2025年】平屋と2階建てそれぞれのメリット・向いている世帯について解説!

土地購入のこと

渡邉 友浩

筆者 渡邉 友浩

不動産キャリア25年

この仕事は『ありがとう』が溢れています。お取り扱いする商品が高価であるため、責任が重くプレッシャーが大きい仕事です。ただ、それ以上に、『良い物件を見つけてくれてありがとう!!』『早く売却してくれてありがとう!!』『困ってる不動産の問題が解決できてありがとう!!』など。お客様から本当にたくさんの『ありがとう』を頂きます。地域の不動産業者にしかできない仕事で街づくりに貢献していきたいです。

平屋と2階建てそれぞれのメリット・向いている世帯について解説!

マイホームを選ぶ場合は、今の住みやすさだけではなく長期的なライフスタイルの変化も視野に入れる必要があります。
近年では、日本の伝統的な家屋の特徴を取り入れた平屋も再注目されていることはご存じでしょうか。
今回は、平屋と2階建てそれぞれのメリットと、向いている世帯について解説します。

平屋のメリット・デメリット

平屋のメリット・デメリット

平屋とは、2階がないワンフロアの作りの住宅を指します。
ここでは、平屋のメリット3つとデメリット2つを解説します。

平屋のメリット①生活導線が効率的

平屋では階段の上り下りがないため、生活導線がシンプルで効率的になる特徴があります。
たとえば、2階の洗濯物を1階の洗濯機まで持って行き、再び2階のベランダで干すなどの階段の往復が生じません。
買い出しした重量の生活用品を階段で上階まで運び込む必要もありません。
家事中も子どもの様子が見えやすく、見守りがしやすいメリットもあります。

メリット②高齢になっても住める

高齢になると、日常的な階段の上り下りが辛くなっていきます。
そこで平屋の住宅を選べば、高齢になっても快適に住め、長期的なライフプランが立てやすくなります。
すでに高齢のご家族がいる場合も、転倒や転落などの事故を防げる点は平屋のメリットです。

メリット③地震や台風に強い

建物は高くなるほど揺れやすくなる傾向があります。
平屋は1階建てのため、構造の安定性が強く、地震や台風で揺れにくい点がメリットです。
2階建てに比べると倒壊のリスクも少なく、比較的安心して住める住宅であるといえます。

デメリット①広い土地が必要

平屋の家を建てる場合、2階建て以上の家と同等の延床面積を建てる場合よりも広い土地を必要とします。
法律上、土地いっぱいに建物を建てられるわけではなく、各土地には定められた建ぺい率が存在します。
建ぺい率50%の土地の場合、1階と2階で25坪ずつにすれば、50坪の土地に延床面積50坪の家の建設が可能です。
一方、平屋の場合は延床面積50坪の家を建てるためには、100坪の土地が必要となります。
より広い土地が必要になると、その分土地の購入費用や固定資産税も高くなります。

デメリット②風通りや日当たりが悪くなることもある

平屋の風通りや日当たりは、周辺環境に左右されやすい点がデメリットです。
2階建て以上の建物に周囲を囲まれると、風通りや日当たりが悪くなる可能性があります。
通風や採光を確保するために隣宅との距離を取る必要が生じ、建ぺい率よりも建てる家が小さくなる場合もあるでしょう。

2階建てのメリット・デメリット

2階建てのメリット・デメリット

2階建ては、階段で部屋を行き来する生活導線が存在する間取りです。
ここでは、2階建てのメリット3つとデメリット2つを解説します。

メリット①プライベートな空間を確保できる

2階建てでは、1階と2階の用途を分けて、メリハリのある使用をすることができます。
たとえば1階はリビングとキッチン、バスルームなど家族全員が使う共用部分を集結させます。
2階はそれぞれの寝室を設ければ、プライバシーの確保がしやすくなるでしょう。
家族それぞれのプライバシーが保たれ、落ち着いて生活できます。
共有スペースを重点に整えておけば、急な来客にも対応しやすくなります。

メリット②建築コストが安い

同じ延床面積の平屋と比較すると、2階建ての構造では基礎部分や屋根が小さくなるため、建築コストが少なくなります。
平屋よりも小さい敷地の土地でも、縦の空間を活かした建物作りができる点もメリットです。
小さい土地を有効活用し、固定資産税の税額を抑えることもできます。

メリット③柔軟に使用しやすい

2階建ての住宅は、各部屋の独立度が高いため、柔軟な使用がしやすいメリットがあります。
将来的に家族の人数に変化があった場合でも、状況に応じた部屋の使い分けができます。
また、使用しやすい間取りのため、売却する場合でも買い手が見つかる可能性が高いです。

デメリット①階段の上り下りが必要

2階建てでは、日常的に階段の上り下りが必要になる点がデメリットです。
2階に置いてあるものを1階で使用するための階段の上り下りが、日常的に発生するでしょう。
高齢者や小さな子どもがいる世帯の場合、事故のリスクについても考える必要があります。

デメリット②外壁メンテナンスの費用がかかる

2階建ては、平屋に比べて外壁の面積が広くなるため、メンテナンス費用が高額になる傾向があります。
2階以上の外壁や屋根のメンテナンスをする場合は足場を組む必要があるため、平屋よりも余分の費用がかかります。
外壁は紫外線や外気に常にさらされており、劣化が早い箇所のひとつです。
継続的にかかるメンテナンス費用についても、あらかじめ検討しておく必要があります。

平屋・2階建てが向いている世帯とは?

平屋・2階建てが向いている世帯とは?

平屋と2階建てにはそれぞれ異なるメリット・デメリットがあるため、それぞれの世帯の状況を考慮して選ぶことが大切です。
ここでは、平屋と2階建てが向いている世帯の特徴を3つずつ解説します。

平屋が向いている世帯①郊外で暮らしたい方

平屋を建てるためには、2階建てよりも広い土地が必要になります。
また、通風や採光を考えると、周辺の住宅ともある程度の距離がある広々とした環境が望ましいです。
そこで、平屋は都市部よりも土地が安く、周辺環境もゆったりとした郊外のほうが適しているといえます。
郊外で静かな暮らしをしたい方には、平屋が向いているといえます。

平屋が向いている世帯②高齢者や子どもがいる

高齢者や子どもがいる世帯の場合、間取りで重視されるのはバリアフリー性でしょう。
階段の上り下りがないため、高齢者や障がいがある方の生活の負担を軽減できます。
今は高齢者がいない世帯でも、老後まで長期的に住むことを考えると、平屋には大きなメリットがあるでしょう。

平屋が向いている世帯③家族間のコミュニケーションを重視

平屋では、ワンフロアに家族が集結するため、それぞれが違うことをしていても存在を認識しやすい特徴があります。
ワンフロアにいれば自然と会話が生まれ、家族間のつながりを感じやすいでしょう。
キッチンやバスルームなど、事故が起きやすい場所の見守りも容易になります。

2階建てが向いている世帯①プライバシーを確保したい方

2階建ては、2世帯住宅や思春期の子どもがいる世帯など、プライバシーを確保したい方に向いているといえます。
活動スペースを1階と2階に分ければ、それぞれの様子や音などが気にならず、自分の活動に専念できます。
家族の人数が多く、個室の数を確保したい場合も、2階建てのほうが自由度の高い間取りが設計しやすいです。

2階建てが向いている世帯②土地を有効利用したい方

2階建ての住宅は、平屋に比べるとさまざまな形状の土地に建てられる特徴があります。
土地代の高い都市部では、不整形地や小さな土地に工夫して住居を建てれば、土地代を節約できる場合があるでしょう。
土地の形状にこだわらない代わりに、人気エリアや駅近などの他の条件にこだわった土地選びができるかもしれません。

2階建てが向いている世帯③都市部で落ち着いて暮らしたい

都市部で平屋を建てると、道路との距離が近く、1階のプライバシーを保ちにくくなる場合があります。
都市部に住み、かつ落ち着いたスペースを確保したい方には2階建ての住宅がおすすめです。
2階の部屋では道路からの距離があり、通行人の音や視線などが気にならずにくつろぐことができます。

まとめ

平屋は生活導線が効率的で地震の揺れにも強い点がメリットです。
2階建てはプライベートな空間が作りやすく、建築コストも安いメリットがあります。
郊外に住みたい方や高齢者がいる世帯は平屋、土地を有効活用したい方や都市部で落ち着いて暮らしたい方は2階建てがおすすめです。

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